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RSI PERFECT ORDERとは?
この「異国のRSI PERFECT OEDER」(以下RPO)はGogoJungleにインジケーターやEAを出品されている異国の戦士さんが開発されたインジケーターで、RSIの数値を使って移動平均線化した上で、さらにそれを15本、20本、35本、、、というように複数表示させた上で、その名のとおりパーフェクトオーダーとなった際にサインを出すという非常にユニークなインジケーターです。
トレンド感知が早い!
このインジケーターの凄いところは、トレンドの感知度が高く、通常の移動平均線のパーフェクトオーダーよりもずっと早くトレンド発生のサインが出るところです。
下記は販売ページに紹介されている画像で、上のチャートが本数15、20、35の3本のEMAを表示させたもの、下のサブ画面がRSIパーフェクトオーダーを設置して本数15、20、35、55、85、150のRSI移動平均線を表示させたものになります。
通常は移動平均線の数が多ければパーフェクトオーダーになる時間もそれだけ遅くなるはずですが、
御覧のようにRSI移動平均線の方がパーフェクトオーダー(水色ドット)になるのが早いのがわかります。
しかもより直近の価格は反映されるEMAよりも反応が早いです。
そしてこのRSIパーフェクトオーダーのサインが出た後に、実際の価格も上昇しているのがわかりますね。
ちなみに赤色のドットは売りのパーフェクトオーダーサインで、こちらも価格が下降し始めた段階でサインが出現していますね。
ダイバージェンスも感知してサイン表示
これだけでも十分凄いんですが、それだけでないのがこのインジケーターの凄いところ。
このインジではなんと通常のチャートとインジケーターでのトレンドサインの違いを認識し、ダイバージェンスのサインをチャートのメイン画面とインジのサブ画面両方に出してくれます。
上記で丸囲みの青色のライン(買いのサイン)が出ているところがダイバージェンスが発生しているところで、チャートの方はレートを切り下げているのにインジではレートが切りあがっていて、その後チャートの方も上げに転じてるのが分かりますね。
さらには大きなトレンド時に発生し、押し目や戻りのサインにもなるヒドゥンダイバージェンスも認識し表示してくれます。
今度は丸囲みの黄色ライン(買いサイン)でチャートでは切り上がり、インジでは切り下がりで表示され、その後上昇になっていますね。
勿論売りの方でも通常のダイバージェンス(紫ライン)、ヒドゥンダイバージェンス(赤ライン)は表示してくれます。
また、パラメータ設定で「感度」の数値(デフォルトは0.4)を下げるとサインの数は減るものの精度の高いサインを表示させるこもできます。
ダイバージェンスを利用してトレードされている方はけっこういると思いますが、目視だと見逃すこともありますので、こういうサイン表示はかなり重宝するのではないでしょうか。
ちなみにパーフェクトオーダー、ダイバージェンスともにメール、アラートでの通知が可能ですので、サインが出てメール通知が来た時だけトレードするのもOKです。
マルチタイムフレームにも対応
このRPOはサブ画面に設置しますが、デフォルトのまま設置すると現在の時間足に対応したサインを表示してくれます。
しかし設定で、他の時間足に対応したサインを表示させることもできます。
例えば5分足チャートに表示させつつ、同時に1時間足、4時間足に対応するサインを表示させることも可能です。
下はポンド円の1時間足チャートに同じく1時間足のRPOと4時間足のRPOを表示させたものです。
この画面だけでは分かりにくいかもしれませんが、やはり上位足にも表示させて同じ方向のサインが出た場合の方が強いサインになるのは他のインジと同じです。
なので4時間足や日足などの長期足のRPOも表示させて使うのがおすすめの使い方です。
二つの追加インジも利用可能!
RPOを購入すると以下の二つのインジケーターも付いてきます。
追加インジ①異国のRSI・レベルバー
・4つの複数の時間足のRSIの状態を青い上昇バー(70以上)と赤い下降バー(30以上)で表示
・全て同じ色の場合は矢印が出現
追加インジ②異国のスRPOバー
・RPOが買いのパーフェクトオーダーで青い上昇バー、売りのパーフェクトオーダーで赤い下降バー表示
・全て同じ色の場合は矢印が出現
この二つ目のRPOバーはRPOのサイン情報をマルチタイムで表示してくれるので、非常に便利ですね。
通常のRPOのドット表示版だとマルチタイムで表示するには複数のサブ画面に表示させる必要がありますが、これだとサブ画面に一つ表示させておくだけでOKです。
トレンドフォローの順張りエントリーに使える!
ということで異国のRSIパーフェクトオーダーを見てきましたが、これ管理人は出たばかりで安価な時に入手できたんですが、その後使ってませんでした・・・。
しかし最近使い出して、凄く便利に感じています。
RSIというと通常は買われ過ぎ売られ過ぎの指標として、どちらかというと逆張りのタイミングで使われがちですが、このインジの場合はRSIを移動平均化してパーフェクトオーダーでサインというアイデアを採用したことで、トレンドフォローで順張りのタイミングを測る際にかなり強力なツールになっているのではないかと思います。
また、サブ画面に表示させられるので、他の色々なインジケーターとの併用も可能で、相性の良いインジもありそうです。
実はひとつアイデアを思いついて現在検証中ですが、なかなかいい感じなので、次回の記事でRPOとそのインジとの組み合わせた手法を紹介したいと思います。