異国の一目均衡表とは?
「FX自動売買」ブログでEAを紹介するとき同様、こちらのブログでも数あるFX関連のインジケーターやツール、商材の中から、まだ入手していないけど比較的新しめの商品で気になったものを「気になる○○チェック」として紹介していこうと思います。
今回は異国の戦士さんの数あるオリジナルの改良インジ&ツールの中から、異国の一目均衡表という改良インジケーター兼サインツールを紹介します。
一目均衡表は基準線、転換線、二つの先行スパン(雲)、遅行スパンという五つの指標からなるインジケーターです。
大変人気のあるインジで、私も雲については普段から利用しているんですが、全て表示させるとチャートがごちゃごちゃするので、他のインジケーターとの組み合わせが難しい部分もあります。
この異国の一目均衡表は、そんな見ずらい一目の難点を解消すべく表示が改良されており、さらに一目を使ったトレードのサインツールとしても使用可能なインジケーターになっています。
ノイズ削除機能
まず通常の一目均衡表との違いですが、下記のようにノイズ削除機能を備えていて、パラメータ設定で数値を変えて「ノイズ削除レベル」を調整することで転換線や基準線のガタガタしたラインを通常より滑らかに表示させることが可能です。
↓GogoJungle紹介ページより
御覧のように、ノイズ削除レベル「10」でかなり滑らかになってますね。
異国の戦士さんによると、これによって「相場がもみ合っている時に多発する「基準線や転換線のクロス」や「雲の転換」を少なくすることが出来」るとのことです。
3つの一目トレード用サイン①基準線の傾きサイン
異国の一目均衡表は単なる改良されたインジケーターというだけでなく、強力なサインツールにもなっています。
しかも一目を使った3つのサインを知らせてくれます。
まずそのひとつ目が、基準線の傾きがパラメータで設定した一定のレベルを超えたときに出るサインです。
通常の表示でも下記のように上昇や下降、転換時に応じて下記のように基準線の色が変化して一目でトレンドを確認できるんですが、
あらかじめパラメータで設定した「傾き判定の強さレベル」以上に達した場合はドットが表示され、メールやアラート、スマホのプッシュ機能で知らせてくれます。
3つの一目トレード用サイン②三役好転・三役逆転のサイン
二つ目のサインは、三役好転・三役逆転のサイン。
「三役好転」は、 1.転換線が基準線を上抜け、2.遅行スパンがろうそく足を上抜け、 3.その後価格が雲を上抜け、「三役逆転」は1.転換線が基準線を下抜け、2.遅行スパンがろうそく足を下抜け、 3.その後価格が雲を下抜け、とそれぞれ三条件が揃って成立するわけですが、本インジではこんな感じでサインが出現します。
三つの条件が揃わないと出ないサインで、初心者だと分かりにくいサインでもあるので、これをサインで知らせてくれるのはかなり便利ではないでしょうか。
ちなみにこのサインもアラート、メール、プッシュ通知に対応しています。
3つの一目トレード用サイン③基準線と転換線のクロスのサイン
三つ目のサインは基準線と転換線のクロスのサイン。
一目均衡表を使ったトレードでは、こちらもポピュラーなサインの一つですよね。
上画像の青い矢印(黄色丸囲み)のところがそのサイン。
しかも「転換線基準線クロスサイン雲フィルター」というパラメータを「true」に設定すれば、雲の状態(向き)と一致している時だけサインを表示させることが可能なので、この場合はサインの精度も高められます。
勿論このサインもアラート、メール、プッシュ通知に対応しています。
マルチタイムフレーム機能や非常時機能もワンタッチで使える!
表示を滑らかに出来る上に、三つのトレードサインも付いてて一目トレーダーにとっては非常に魅力的な本インジですが、他にも表示されている時間足以外の一目均衡表を表示させるマルチタイムフレーム機能や、一目均衡表の各ラインやスパンをワンタッチで表示・非表示切替できる機能も備えています。
必要な時に他の時間足の一目を表示させたり、一目のラインや雲をオンオフ表示させたりできるので、こういった細かい機能も一目トレーダーには大変便利なのではないかと思います。
まとめ
以上簡単に機能を見てきましたが、表示を滑らかにしてくれるノイズ削除機能、三つの一目トレード用サイン、マルチタイムフレーム機能など、通常の一目均衡表にはない機能が満載の大変便利なツールになっています。
三つのサインもそれぞれアラート、メール、プッシュ通知でオンオフ設定できますし、一目均衡表をメインで使っているトレーダーもかなりトレードを効率化できそうですね。
勿論今まで一目均衡表を使いこなせていなかった方も、これだけ分かり易ければ十分使い込んでいけるのではないかと思いますし、一目初心者から上級者まで使えるインジ・ツールになっているのではないでしょうか。