「貯蓄から投資へのシフト」「投資による資産所得倍増を実現」ということを国が先導するという時代になってきました。
だたそんな時代でも、投資信託やNISA、iDeCoなんかはやってみたいけど、FXは投機性が強いし、いつもチャートとにらめっこしないといけないから時間取られるし、、、ということで、投資による資産形成の手段としてFXは対象外というう方も多いのではないでしょうか。
しかしFXもきっちりしたトレードルールのもとで実践することでリスクは減らせますし、限られた時間の中でもあらかじめエントリーや決済を予約注文するというやり方でチャートと長時間にらめっこすることなく放置したままでトレードを完結させることも可能です。
そして、そんなしっかりしたトレードルールの下での放置トレードが紹介されているのが、こちらの『FX放置プレイ★純情派!・・・』という本(電子書籍)です。
著者の兼業トレーダーAさんは、かつて専業トレーダー向けのルールでトレードしてしまい首になりかけたり体調を崩してしまった経験があるとのことで、そうした経験から忙しい仕事の合間でも取り組むことの可能な「放置プレイ」の手法を苦労の末確立したそうです。
その「放置プレイ」の手法というのが、
放置プレイ1 定刻監視でほったらかす
放置プレイ2 ダウ理論でほったらかす
放置プレイ3 酒田五法でほったらかす
放置プレイ4 相場の盲点を突いてほったらかす
放置プレイ5 両建て・ナンピンで半分ほったらかす
という5つの手法。
いずれの手法もIFD注文(指値注文)+OCO(指値決済注文)、あるいは成行注文+OCO注文を駆使して、ほったらかしが可能な手法ばかり。
しかもどの手法も複雑なものではなく、初心者でも容易に取り組めそうなほどのシンプルな手法ばかりです。
しかしだからといって勿論いい加減なものではなく、平均足やダウ理論、酒田五法、相場の特性など、ある程度知られているインジケーターやロジックを活用した根拠のある手法ですし、利確と損切の値もあらかじめ簡単な計算で指値で入れる事ができるところまで落とし込まれています。
ちなみに個人的にはどのルールも参考になったんですが、ナンピンルールを裁量に取り入れたいと思っていましたので、「放置プレイ5 両建て・ナンピンで半分ほったらかす」は特に参考になりました。
図解付きの記述もとても分かり易いですし、30分もあれば読めそうなボリュームです。
この通りにやったら勝てるのかどうかは私自身検証していませんので分かりませんが、兼業でFXをやってみたいという方や時間のかからない裁量手法を知りたいという方であれば、きっと参考になる手法が見つかるのではないかと思います。