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大市民流FX DOC守破離メソッドとは？
今回は資産を築くことに特化した超シンプル手法のFX商材を紹介したいと思います。
この商材はパチンコのブログを運営されている大市民さんという方が作成されたもので、300頁以上のPDFマニュアルとなっています。
パチンコというとFX以上に「ギャンブル性」の強いジャンルのような気もしますが、大市民さんによると「実は真のギャンブラーほど徹底した現実主義者であり、そこに希望的観測や幻想などといったものは一切考慮しません。」とのことで、実際本商材は極限までにシンプル（まるでパチンコのよう・・）な手法ながら、トレード回数を重ねるごとに少しづつ資産を増やしていくというコンセプトで貫かれたものになっています。
販売ページの解説から引用します。
私が実践するFXトレード手法は、パチンコで言うところの「ボーダー理論攻略」に近いと思っています。
サイコロのゲームで例えると、サイコロを振って「1.2.3.4」の目が出れば5万円が儲かり、「5.6」の目が出れば3万円損するというイメージに近いでしょうか。
そしてサイコロを振る回数が、ポジションを持つ回数です。
少し計算が出来る人ならわかると思いますが、このゲームのルールであれば、サイコロを振れば振るほどお金が儲かります。
そしてある程度のお金が儲かって資金に余裕が出来れば、そこで初めてレートを上げます。
つまりサイコロを振って「1.2.3.4」の目が出れば10万円が儲かり、「5.6」の目が出れば6万円損することになります。
そうやって理詰めで資産を増やしていくのが、ギャンブル的思考を持った者の考え方なのです。
「ボーダー理論」というのは要するにそれぞれのパチンコ台には損益分岐点を超える単位当たりの回転数があるという理論で、例えば1000円で20回せばそのうち1回は当たりが出て収支がゼロになるといったような考え方になっています。
ただ全ての台が頻繁に「当たり」になるわけではないのと同じく、FXについても手法や戦略によっては回数を重ねても損益分岐を上回るようになるとは限りません。
しかしこの商材では、難しい手法やルールは一切なく、初心者でも実践可能なシンプルな手法で資産を増やしていくことを目的としており、販売ページでもどのようにして資産が増えていくのかシミュレーション（後述）を公開しています。
このメソッドは、FXでの知識やテクニックを得るためのものではありません。
このメソッドの目的は「初心者でも簡単に、最短距離で億単位の資産を構築する」ことであり、FXはその手段にすぎません。
そのため、このメソッドでは無駄な知識は全てシャットアウトし、無駄な行動と時間も徹底的に排除して、本当に必要で価値のある内容だけを書いています。
私の手法は完全にルール化されてあるので、作業に費やす時間は一日5分程度。
また、投資や経済に関する知識は一切不要であり、FXに関する知識さえもほとんど必要としません。
つまり私がこの中で書いたのは「全く努力しないでお金持ちになる方法」であり、このメソッドを読まれる方には、そういう意識を持ってもらう必要があります。
どのような手法なのか？
では初心者でもFXで「資産を構築する」ための具体的な手法はどのようなものか？
具体的な手法がシンプル過ぎるためか、販売ページに詳しい情報はありませんが、Q&Aに対する回答の中に記述がありましたので引用します。
この手法の基本となる組み立ては、昼12時にチャートを確認し、ポジションを持った場合は夜12時に決済するというものです。
つまり一度ポジションを持てばその後は放っておき、夜に行う作業は決済だけとなります。
ポジションを取る条件を厳しくし、確信性を向上させる代わりにポジション回数を抑え、減ってしまうポジション回数を複数の通貨を対象とすることにより補い、それが同時に最大ドローダウンを小さくすることにも繋がる。
そうやって完成させたものが、このメソッドでの手法です。
ということで、この文章を読むと、この手法のスタイルが少し見えてきたように思います。
・昼12時にチャートを確認しエントリー、夜12時に決済（※22時決済でもそう変わらないとのこと）
・ポジションを取る条件を厳しくし、複数通貨ペアを対象とすることで減少するポジション数を補って同時にリスク分散を図る。
うーん、シンプルですね。
昼の12時にエントリーし、夜の12時に決済ということでアノマリー的な手法のようにも思いますが、一応一日5分程度のチャート確認は必要とのことなので、インジを使った簡単なチャート分析も踏まえるようです。
またよくあるドル円に特化した仲値トレードとは違い、複数通貨ペア※を対象としてエントリー回数を増やし、ドローダウンを減らすことを狙っているようです。
※ドル円に加えポンド円が対象のようです。
無裁量でできる「基本編」
この大市民流FX DOC守破離メソッドですが、
- ほぼ無裁量でトレードできる「基本ルール編」
- その基本ルールに裁量判断を加えた「守破離編」
という二段階から構成されています。
「基本ルール編」はルール通りに機械的にできる基本トレード手法です。
販売ページではこの基本ルール編の手法だけでトレードした場合のシミュレーションとして以下のようなデータが紹介されています。
2010年・・・193.1％（＋3570pips）
2011年・・・167.7％（＋3209pips）
2012年・・・191.3％（＋3826pips）
2013年・・・220.4％（＋3978pips）
2014年・・・164.8％（＋3384pips）
2015年・・・135.7％（＋2952pips）
2016年・・・175.6％（＋3317pips）
2017年・・・171.8％（＋3295pips）
2018年・・・158.6％（＋3102pips）
2019年・・・・31.4％（＋895pips）※守破離編は161％（＋3380pips）
※守破離編は2019年のみシミュレーションしています
※レバレッジ25倍、想定スプレッド・・・全通貨1.0pips
※最大ドローダウンは－1000pipsまで耐えられる余裕を持った資金計画で算出
100万円の元金ベースで算出したシミュレーションがこちら。
2010年・・・1,931,000円
2011年・・・1,677,000円
2012年・・・1,913,000円
2013年・・・2,204,000円
2014年・・・1,648,000円
2015年・・・1,357,000円
2016年・・・1,756,000円
2017年・・・1,718,000円
2018年・・・1,586,000円
2019年・・・・314,000円※守破離編は1,610,000円
※守破離編は2019年のみシミュレーションしています
※年初に元金100万円から運用を開始し、半年に一度数量の見直しをするという前提で試算しています。
このほか、販売ページでは資金30万円スタートでの資産増加の推移も示してあり、7年目には1億円を超える金額になっています。
複利運用だと思いますが、この通りに推移するとしたら非常に夢のある話ですね。
裁量判断を加えた「守破離編」
ただしこれはあくまで過去の期間を対象としたシミュレーションですし、未来の相場で通用するかどうかは不明です。
また、大市民さんによれば低いボラティリティとなっている近年の相場状況では、「決められたルールに従って機械的に行うトレードは相性が悪く、思うように収支が伸びてくれない可能性」があるとのこと。
そこで今後FXで安定的に利益を上げ続けていくために裁量要素を加えた「守破離編」が用意されています。
ただ裁量トレードと言っても、「無駄な知識は全てシャットアウト」「無駄な行動と時間も徹底的に排除」「その上でルールに従って行動するのみ」というのが「大市民流」とのこと。
「守破離編」で解説されていることも、
- まず基本条件に照らし合わせてポジション保有候補を選ぶ。
- その上で、“チャートのパターン”に応じてポジション判断を決める。
ということで、１は無裁量、2もチャートパターンを覚えることで、結局はこの守破離編の「裁量判断」も機械的な判断にしていくことができるということです。
きっちりとルールが決まっていますので、後は実践するだけということになりますね。
まとめ
以上大市民流FX DOC守破離メソッドを紹介してきました。
販売ページの概要だけとなりましたが、コンセプトやトレードのイメージは伝わったと思います。
非常にシンプルでほぼ裁量なしでトレードする手法ですし、ギャンブルといっても理詰めの考え方をFXに活かした手法ということで、まだ手法を確立できてない方や、初心者の方、あまりFXに時間をかけずに資産を構築していきたい方などが対象になってくる商材かと思います。
ただ短期ではなく、長期的に毎日コツコツと複利を利用して資産を増やしていく手法となっていますので、ロット管理が重要になってくると同時に、ルールを曲げずに実践できるある種の忍耐強さも必要になってくるでしょう。
「（人生激変プロジェクト）～超シンプルなFX投資法で資産を築く！」という刺激的な副題ですが、この商材を活かせるかどうかはその辺が鍵になってくるかと思います。
