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異国のRSIパーフェクトオーダーが「V2」に!
あのロングセラーのインジケーター、異国のRSIパーフェクトオーダーが「V2」となり更にパワーアップしました!
この異国のRSIパーフェクトオーダーV2についてですが、価格ではなくオシレータ系のインジケーターであるRSIを元に計算された移動平均線を最大10本組み合わせ、いち早くトレンドの発生を感知できるようにしたインジケーターですが、それだけでなく他にも様々な優れた機能を備えています。
当ブログでは、以前のバージョンについてご紹介したことがありましたが、かなり前の記事になりますので、「V2」となったこの機会に改めて異国のRSIパーフェクトオーダーV2の特徴や凄さについて取り上げてみたいと思います。
最大10本のRSI移動平均線でパーフェクトオーダーで騙しを減らしながら、トレンドの発生をいち早く検知!
まずこの異国のRSIパーフェクトオーダーV2の最大の特徴は、移動平均線を使った一般的な手法の一つであるパーフェクトオーダー(PO)を、SMAやEMAなどの通常の移動平均線ベースではなく、オシレータ系のインジケーターであるRSIを移動平均線化したRSI移動平均線もとにして知らせてくれるようにしている点です。
これにより、通常の移動平均線ベースでのPOよりもトレンドの発生を早い段階で察知することに成功しています。
下は販売ページの画像ですが、メインチャートのEMAのPOに比べてサブチャートのRSIのパーフェクトオーダー(水色のドットの出現)の方が早いのが分かりますね。
ただし、インジケーターの感度を良くすると"騙し"が出やすくなるわけですが、それを少なくするために、異国のRSIパーフェクトオーダーV2では10本のRSI移動平均線を使用しています。
このRSI移動平均線については、前バージョンは最大6本だったのが4本増えて10本になっていますので、当然POによるトレンド判定の精度は増しているはずです。
そしてこれは旧バージョンと同じですが、上昇のPO発生時には水色のドット、下降のPO発生時には赤色のドットで分かり易く表示してくれます。
ダイバージェンスサインでトレンド転換もいち早く察知
RSIを移動平均線化してPOでトレンドを判断しいち早く知らせてくれるという機能だけでも他に類を見ないユニークかつ強力ですので、これだけでもこのインジケーターを使ってみたいという人は多いと思います。
しかしそれだけではない凄い機能がこのインジケーターには装備されています。
それがダイバージェンスサインの機能です。
ダイバージェンスというのは、例えば通常のチャートの方では価格が切り上げて上昇トレンドが出ているのに、サブチャートのインジケーターの方では指標が下降に転じるなど、メインチャートと逆行する現象が起きることで、通常はトレンドの転換サインと見なされます。
そしてこのダイバージェンスのサインを異国のRSIパーフェクトオーダーV2では表示してくれるんです。
こちらも商品ページからですが、下の画像左側ではメインチャートではローソク足の高値が切り上がってますが、サブチャートの異国のRSIパーフェクトオーダーの方は上昇のPOを構成する移動平均線の傾きが右に下がり始めており、ダイバージェンスが発生しています。
その後メインチャートでも下降トレンドとなり、サブチャートでも下降のPOサインが表示されてますね。
このように、ダイバージェンスのサインはいち早くトレンド転換を知らせてくれますので、保有ポジションの決済のタイミングとしても使えますし、トレンドの初動や転換点を捉えて早めのエントリーを行ったり、反転からのトレンドの発生に備えるタイミングとしても活用できます。
ヒドゥンダイバージェンスのサインも表示!
さらに異国のRSIパーフェクトオーダーV2ではヒドゥンダイバージェンスも表示してくれます。
ヒドゥンダイバージェンスはメインチャートでの安値の切り上げとサブチャート(異国のRSIPO)での安値の切り下げ(買いのヒドゥンダイバージェンス)、メインチャートでの高値の切り下げとサブチャート(異国のRSIPO)での高値の切り上げ(売りのヒドゥンダイバージェンス)で現れるサインで、通常前者は上昇トレンドの継続、後者は下降トレンドの継続を示すサインとされています。
具体的には下のチャートのように買いのヒドゥンダイバージェンスサインが黄色の線と青の矢印、売りのヒドゥンダイバージェンスサインが赤色の線と赤色の矢印で表示されます。
このヒドゥンダイバージェンスサインを利用すれば、上昇トレンドでの押し目や下降トレンドでの戻りのサインとして、エントリーに活用することができます。
ダイバージェンスのサインにMAフィルターを適用可能!
上記2種類のダイバージェンスのサイン自体は旧バージョンにもありましたが、RSI移動平均線の数が増えてますので、こちらも精度は旧バージョンより良くなっているかと思われます。
しかしそれだけでなく、今回の「V2」ではこのダイバージェンスサインに「MA(移動平均線)フィルター」が適用できるようになりました。
これは、ダイバージェンスの矢印サインをMAの上または下の場合にのみ表示させることで、順張りか逆張りのスタイルを選択してサイン表示できるようにしたものです。
こちらは200SMAの上に買いサイン、下に売りサインを表示させた順張りスタイルでのサイン表示です。
こちらは200SMAの下で買いサイン、上で売りサインを表示させた逆張りスタイルでのサイン表示。
なお、上の画像では200日(本)の移動平均線(SMA)の上下でサインを表示させていますが、このMAの期間は設定で変更できますし、MAフィルター自体、チャートの左下のボタンでON/OFFが可能です。
マルチタイムフレームで表示可能!
異国のRSIパーフェクトオーダーV2はセットしたチャートの時間足だけでなく、上位足のチャートについても同時に表示させることが可能ですので、複数セットすることでマルチタイムフレーム分析も可能です。
付属のインジケーターも凄い!
ここまで見てきて異国のRSIパーフェクトオーダーV2のユニークさや凄さ、旧バージョンからの進化が分かったかと思いますが、更に付属している別のインジケーターもかなりの優れものとなっています。
①異国のRSI・レベルバー
まず一つ目の異国のRSI・レベルバーは、複数の時間足でRSIの位置が〇〇以上であれば青色(上昇)、RSIの位置が〇〇以下であれば赤色(下降)で表示してくれるインジケーターです。
全ての色の一致で矢印も出現しますので、異国のRSIパーフェクトオーダーV2の補助インジケーターとして活用できそうです。
②異国のRPOバー
もう一つの付属インジケーターの異国のRPOバーは、複数時間足(最大4つ)でRSIパーフェクトオーダーのトレンド状況を色で確認することができるインジケーターです。
異国のRSIパーフェクトオーダーV2の上昇のドットが表示されている時は青色のバー、下降のドットが表示されている時は赤色のバーが表示され、全ての時間足で同じ色のバーが揃った場合は矢印が表示されます。
先ほど異国のRSIパーフェクトオーダーV2自体のマルチタイムフレーム表示機能をご紹介しましたが、この異国のRPOバーを一つ表示させておけば、まとめて複数時間足のPOをひとつのサブチャート表示で確認できますので、大変便利で効率的なインジケーターと言えるでしょう。
カスタマイズの自由度も高い!
ダイバージェンスのオンオフや感度、RSI移動平均線の期間、MAの期間、各種サイン通知、ラインの太さやサインの色等、カスタマイズの自由度も高いです。
こちらの設定画面についても、以前のバージョンと比べると非常に見易いものとなっています。
また付属するインジケーターも合わせると最大3つのインジケーターを表示することになりますが、表示/非表示はワンクリックで切替できるようになっています。
まとめ
以上異国のRSIパーフェクトオーダーV2について見てきました。
最初のバージョンは私も購入して使っていましたが、旧バージョン自体も高い完成度で、非常にユニークかつ使い易いインジケーターだったと思います。
しかし今回の「V2」では、RSI移動平均線の本数の増加、MAフィルターの追加、設定画面や動作部分での軽量化など、多くの改善がなされ、さらに完成度の高いインジケーターに進化した印象です。
異国の戦士さんのインジケーターやツールには他にも優れたものが多いですが、FXトレーダーの方は、ロングセラーともなっているこの異国のRSIパーフェクトオーダーV2についても是非注目してみてはいかがでしょうか。