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異国の3本RCIセットとは?
今回は人気のインジケーターの一つであるRCIの進化版インジケーター兼サインツール、異国の3本RCIセットをご紹介します。
この商品は、短期・中期・長期の3本のRCIからなるインジケーター「異国の3本RCI」と、3本のRCIの方向感を表示させた「異国の3本RCIバー」、買われ過ぎライン売られ過ぎラインからのブレイクをシグナルで知らせてくれる「異国の3本RCIシグナル」の3つのツールから成っています。
実際に使ってみたわけではないのでインジやサインの精度についてはレポートできませんが、数ある異国の戦士さんのインジケーター兼サインツールの中でも、かなりコスパの良い商品ではないかと思います。
以下3つのセットを順に見てみましょう。
異国の3本RCI
まず3つのセットのうち異国の3本RCIについてですが、このインジは長期・中期・短期のRCIが買いと売りのそれぞれのパーフェクトオーダーになった時に、以下のようにドット表示してくれるというものになります。
買いのパーフェクトオーダーが短期RCI>中期RCI>長期RCI、売りはその逆の場合ですね。
異国のRSIパーフェクトオーダーもそうなんですが、このドット表示はほんとシンプルで分かり易いんですよね。
勿論それぞれのRCIの期間の数値は設定で変更可能ですので、自分用にカスタマイズ可能です。
しかしそれだけではありません。
上記画面をよく見ると、3本のRCIの外側にもラインがありますね。
そう、これボリンジャーバンドなんですが、RCIのラインがこのバンドの外側に来た時には、買われ過ぎ売られ過ぎのサインというころで、黄色のドットが表示されます。
ただ分かりにくいので表示させたくないという場合は設定でオフにもできますし、バンドの期間や偏差も変更できますので、こちらも自分用にカスタマイズできますね。
さらに同じチャート上に上位足の3本RCIを表示させることができるマルチタイムフレーム機能もあります。
例えば以下のように15分足チャートに同時間足の3本RCIのほか、1時間足の3本RCIを表示させることも可能です。
なおボリンジャーバンドの上限・下限ラインを超えた時にはメールやアラートによる通知機能もあり、設定でオンオフが可能です。
異国の3本RCIバー
次に異国の3本RCIバーですが、下記のように短期RCI、中期RCI、長期RCIのバーが表示され、一つ前の足のRCIと比べて上昇したら青いバー、下降すると赤いバーが表示され、上昇下降がない場合はバーが表示されないというものになります。
このツールでは、RCIの方向感や傾きを捉えることができますので、3本RCIで捉えきれない要素を拾うことができるツールになっています。
勿論このツールのRCIも期間を設定できるほか、3本RCIと同じようにマルチタイムフレーム機能もありますので、RCIの期間を変更したり15分チャートに1時間足のRCIバーを表示させるなどしてカスタマイズできます。
異国の3本RCIシグナル
最後に異国の3本RCIシグナルですが、先ほどの3本RCIの画面を見ていただくとわかりますが、上下にドット直線ラインの表示があるのが分かります。
通常RCIは-100%~100%の間を動くわけですが、3本RCIではこのドットの直線で買われ過ぎライン(初期設定80)と売られ過ぎライン(初期設定-80)を表現しています。
で、3本RCIシグナルというのはこの上下のラインを短期・中期・長期のRCIがブレイクした場合にサインを表示してくれるというものになっています。
以下は短期のラインがこのラインをブレイクした場合の表示画面です。
この3本RCIシグナルについてもマルチタイムフレーム機能が付いていて、例えば15分足チャートに60分足のシグナルを表示させることができます。
また、矢印が確定した時にアラートやメールによる通知機能もあり、設定でオンオフが可能です。
まとめ
以上見てきてなかなかシンプルで良いツールのように思いましたが、皆様はどう思われたでしょうか?
もし自分で使うなら、環境認識よりもエントリーサイン用に使ってみたいです。
例えば下位足チャートで買われ過ぎ売られ過ぎのブレイクでメールが届くようにしておいて、メールが届いたときに上位足チャートで3本RCIのドットとRCIバーの色を確認して同じ方向ならエントリーというようにすればなかなか精度も高そうですね
さらにより上位の長期足でトレンド方向も確認しておいたら、さらに勝率も上がるでしょう。
値段も手ごろですし、2018年に出たツールですが、意外と狙い目かもしれませんね。