少し前の発表になりますが、今年4月21日に金融庁が「「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の公表について」という分析結果を公開しています。
この中の「(4-e) ロボアドバイザーのコース別パフォーマンス (過去3年と5年) 」という分析において、当ブログでもご紹介しているWealthNavi、ON COMPASS、ROBOPROなど5社の6つのロボアドバイザーサービスが過去3年と5年で比較されています。
そしてその中の「過去3年のコース別パフォーマンス」において見事ROBOPROが「シャープレシオ」(0.85)、「累積リターン」(35.4%)、「年率リターン(月次平均リターン12倍)」(11%)で1位となっています。
ちなみにROBOPROはサービスの開始が2020年1月15日からですので、3年の累積リターンの算出に20年1月1日~14日の成績は含まれていませんが、他社サービスに抜きんでた成績となっています(↓)。
参考(引用):PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022761.html
WealthNaviとON COMPASSは複数のコース別に成績の記載があり、コースによっては上位の成績もありますが、ROBOPROの成績には届いていません。
ちなみに公表された資料は誰でもエクセルの形でダウンロードできますが、それを見ると数十あるロボアド以外の「 ファンドラップ(SMAを含む)の「費用控除後」平均パフォーマンス」を含めて比較しても過去3年の「シャープレシオ」「累積リターン」はROBOPROが1位となっています。
AIを駆使して40以上の指標を参照し、①危機②景気循環③金融環境を予測するというROBOPROですが、強さが際立ってますね。
当ブログではこのROBOPROの運用実績を毎月公開していますが、今年は半年で既に10%近い収益率となっており、年率の平均リターンを上回る勢いです。
なおFOLIOは「ラップ業務」にかかる投資一任契約の契約増加件数(2022年度通期)でも1位となっていますので、資産運用プランの診断を挟む「おまかせ投資」と供にROBOPROがFOLIOの人気を牽引している形です。
WealthNaviのようなNISA口座での運用ができないのが短所ですが、NISA口座対応でなくてもこのパフォーマンスを継続できれば、今後もROBOPROの人気は高まっていきそうですね。