目次
はじめに
これまでブログで有料・無料のインジケーターをご紹介してきました。
このうち無料のインジケーターは初期投資なしで、それでいてそこそこ使えるものもあるので、小資金からトレードを始めたいというトレーダーにとっては重宝するのではないでしょうか。
ここではそのうちこれまで私が実際に使用してみて、比較的使えると思うものを取り上げてみました。
①異国のダウ平均足
ダウ理論によってトレンドの転換および上昇(買い)サイン、下降(売り)サインを示してくれるインジケーター。
しかもダウ理論に基づくトレンド分析を、価格ではなく平均足スムーズドにZigZag(自動で高値と安値の位置を直線で結んでくれるインジ)を組み込んだものをもとに行ってくれるという優れもの。
平均足スムーズドを元にしたトレンド転換サインにしたことで、騙しのサインも減らせるということです。
有料の上位版・異国のベストダウ平均足もありますが、こちらの無料版でも結構使えそうなインジケーターです。
②異国のXインジケーター
異国の戦士さんのオリジナルEA、異国のXシリーズにも使用されているロジックの一つをサインインジケーターにしたもの。
異国の戦士さんによると、汎用性が高く、どの通貨ペア・時間足でも使えるロジックということですが、その正体は、MFI(マネーフローインデックス)にトレンド系の指標を組み合わせたもの。
これにより、MFI単体では騙し多くなりがちなところを、勝率の高い場面でのみサインが出るようにしたそうです。
また、通常のMFIは上が70%(80%)、下が30%(20%)と上下のラインが固定されているのに対し、この異国のXインジケーターの場合は、トレンドによってラインが臨機応変に変化するのが特徴です。
視覚的にもシンプルですし、他のインジケーターと併用してもあまに邪魔にならなさそうですね。
③異国の一目サイン
一目均衡表をトレードに取り入れてみたい方にとっては願ってもないサインツールです。
一目均衡表を構成する5本のライン(先行スパン2本(雲)・転換線・基準線・遅行線)を滑らかに表示してくれて、さらにトレンド方向を示す転換線の傾きを2色の色とドット(トレンド方向が強い場合)で表示してくれます。
その上で転換線と基準線のクロスのサイン(青い矢印で表示)、強力な転換サインである三役好転と三役逆転のサイン(黄色の矢印サイン)という2種類のサインを出してくれます。
さらに5本のライン表示とサインにはオンオフ機能までついていて、ワンタッチで表示非表示の切り替えもできます!
ちなみにこのインジケーター、管理人も使用してますが、自分自身のロジックの補強にも使えてなかなかいい感じです。
今回ご紹介した無料インジケーターの中でも特にお勧めできるインジケーターです。
④異国の乖離バンド
価格と移動平均線がどれほど離れているのかを指標とした「乖離率」((レートー移動平均)/移動平均×100(%))に、バンドを組み合わせたインジケーターです。
通常の乖離率のインジケーターでは、RSIやストキャスティクスのように、0~100といった決まった数値の間で動くのではなく、上下に限界値がありません。
そのため、買われ過ぎ売られ過ぎのポイントや、押し目戻りのポイントととしては判断しづらいという短所がありますが、この異国の乖離バンドには「バンド」があり、乖離率がバンドの外にはみ出した時に離れすぎていると判断することが出来るようになっています。
その上で、一旦バンドの外に乖離の曲線が出てから再度バンドの内に入ったらサインが出るようになっています。
なお、有料の上位版・異国の乖離バンドPROでは、「パーフェクトオーダーの発生時にサインを絞るフィルター機能」、「ボタンクリックで瞬時に期間等のパラメーターを変更出来る超便利機能」があったり、MA期間・バンド期間・バンド幅に関しても細かく設定が可能だったりする優れものになっています。
MT4には搭載されていないインジケーターですし、まずは無料版を試してみて、RSIやストキャスティクスと使い勝手を比べてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
結果的に異国の戦士さんのインジケーターばかりになりましたが、実際使い易い、有料級のインジケーターばかりです。
無料でも自分のトレードの改善に役立ち、手放せなくなるインジケーターが見つかるかもしれません。
高額な有料インジを使ってみる前に、まずは無料のこれらのインジケーターを使ってみてはいかがでしょうか?