当ブログではこれまでほぼほったらかしでも資産運用できるロボアドバイザーサービスについて取り上げてきましたが、中でも株式会社FOLIO(SBIホールディングス株式会社の連結子会社)が提供するROBOPROについては、実際に昨年1年間運用してその実績をブログ上で毎月公開するなど、特に注目してきました。
こちらは実際に約1年間運用した結果ですが、累計で約7.82%の収益率となりました。
ROBOPROの主な特徴としては、
①40以上のマーケットデータを活用し、相場の先を読む
②AIを使って膨大なデータを効率的・正確に分析
③パフォーマンスの最大化を目指し投資配分を自動でリバランス
④グローバルな資産を網羅した8種類のETF(上場投資信託)を対象に小額から積み立て分散投資が可能
⑤銘柄選択から買い付け、リバランスまで全自動
といったことが挙げられます。
一度資産を口座に入金して毎月の積立額を設定すれば、あとはROBOPROがAIを駆使して膨大な相場のデータを収集分析し、利益の最大化を目指して買い付けから資産の売却、リバランスまで、自動で運用を行ってくれます。
ROBOPRO公式サイトより
NISAには対応していませんが、自動で積み立て運用ができ、しかもAIを駆使した柔軟な資産の運用が可能で、特にマーケットのリスクが高まったと判断した場合には、リバランスを積極的に行い資産を低リスクの資産に入れ替えてくれます。
そのROBOPROですが、金融庁が公表したロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンスで1位(「シャープレシオ」(0.85)、「累積リターン」(35.4%)、「年率リターン(月次平均リターン12倍)」(11%))になるなど、その実力も数あるロボアドバイザーサービスの中でもトップクラスの実力となっています。
年利11%というと一見低いように思うかもしれませんが、プロの投資家でも難しいリスクの判断とリバランスによるリスクコントロールを実施しながら運用を行ってくれるところが、他のNISA対応の積立運用などと大きく異なるところです。
またこちらは公式サイトで公開している積立運用のシミュレーションに関する記事ですが、そのシミュレーションによると、初期投資100万円+毎月の積立3万円×30年で、資産は90%の確率で約3000万円まで増えるという結果になっています。
NISA元年の今年、いわゆる「オルカン」や「S&P500」関連の投信で積立運用を始めたという方も多いと思いますが、8月5日の世界的株価暴落などで長期投資運用に不安を覚えたという方も多いと思います。
そんな中注目すべきなのが、AIで大量の市場データを収集分析し、事前に危険を察知してリスク管理まで行ってくれるROBOPROの運用状況です。
こちらは公式サイトで毎月公開されているパフォーマンスレポートですが、2024年1月~8月までのパフォーマンスは次のようになっています。
ROBOPRO「パフォーマンスレポート」より
https://ai.folio-sec.com/performance-report
驚くことに、1月から8月まで7月を除いて全て毎月プラスとなっており、日経平均の歴史的大暴落など世界的株安となった8月についても「不動産の保有が奏功し」たということで、0.31%のプラスとなっています。
そしてこちらが最新の9月のレポートに掲載された実績ですが、「月間で円高・ドル安が続くも、金と不動産の保有がプラスに寄与し」たということで、1か月で0.76%の上昇となりました。
ROBOPRO「パフォーマンスレポート」より
https://ai.folio-sec.com/performance-report/202409
こちらは2020年1月15日~2024年9月30日までの運用実績の累計ですが、89.80%という実績は「一般的なロボアドバイザー」やTOPIXのパフォーマンスを上回っています。
今年の1月~9月までの実績を合計すると17.01%のプラスとなり、世界的株価の暴落、円安ドル高の進行などがありましたが、金融庁が公開したROBOPROの年率リターン11%を上回るペースでのパフォーマンスとなっています。
10月~12月の運用でどうなるかはまだ分かりませんが、2024年もここまでは安定した運用状況となっていますし、リスクを抑え(回避し)ながら長期積立運用ができる投資先として、今後も注目の投資対象となっていくのではないかと思われます。
ROBOPROに興味を持たれた方は、この機会に是非詳細および最新のパフォーマンスレポートをチェックしてみてはいかがでしょうか。