2024年に新NISAで投資信託の積み立て運用を始めたという方も多いと思いますが、昨年8月の株の暴落に肝を冷やしたという話や、あるいはせっかく始めた積立投資を止めてしまったという話も聞こえてきたりします。
しかしAIを駆使して膨大なデータを収集・分析して将来を予測し、エントリーから決済、リバランスまでお任せで資産運用を行ってくれるROBOPROなら、そんな暴落局面でもリスクを和らげ、損失を最低限に抑えてくれるような資産運用が可能となっています。
こちらはROBOPROの運営会社である株式会社FOLIOが毎月公開しているパフォーマンスレポートですが、ROBOPROの実績は昨年7月が-1.56%、8月が+0.31%となっています。
引用:ROBOPRO公式サイトより
ドル円が大きく円高・ドル安に動き、8月5日に日本株が過去最大の下落幅を記録するなど2024年の夏は多くの資産が下落する中、ROBOPROはドル建てでプラスリターンが目立った不動産、金を合計で7月は約70%、8月は57%保有することで、損失を最小限に抑えることができています。
こちらは同ページで公開されている24年7月10日~同年8月30日までのTOPIXや他の「一般的なロボアドバイザー」、世界株式等とのパフォーマンス比較ですが、ROBOPROが他の指標やロボアドよりも損失を少なく抑えられているのが分かりますね。
引用:ROBOPRO公式サイトより
このようにAIによる膨大な市場データの収集分析から将来を予測し、資産の暴落などのリスク含めた市場動向にも迅速かつ柔軟に対応できるというのがこのROBOPROの強みだと思うわけですが、それでは昨年2024年一年間トータルでの実績はどうだったのか。
ちなみに以前金融庁が公開した各社ロボアドの年間パフォーマンス比較では、ROBOPROが見事トップとなっていますが、その際の年率リターンは11%ほどでした。
そしてこちらが2024年の実績。これは2024年12月30日における資産の評価額と1年前の資産の評価額を元に計算されたパフォーマンスですが、ROBOPROの24年の1年間の実績は、何と+27.78%となっており、TOPIXや他の一般的なロボアドバイザーを上回る数値となっています。
引用:ROBOPRO公式サイトより
もっともTOPIXも15%を超えており、他のロボアドも24.42%、そしてROBOPROは金融庁が公開した年間平均の11%を大きく上回るパフォーマンスになっていますので、24年は資産運用自体当たり年だったと言えるかもしれませんが、それがリスクを可能な限り抑制しながらの運用になっていることを考慮すると、やはりかなり良いパフォーマンスだと言えるのではないでしょうか。
なお、24年のROBOPROの月ごとのパフォーマンスレポートを見ると、マイナスになったのは結局7月のみ。
投資対象が海外ETFのため、ドル建てではほとんどの保有資産がマイナスながら、ドル高円安の恩恵で円建てでプラスとなった12月のような月もありますが、それでも年間を通じて非常に安定した運用だったと言えると思います。
市場は常にグローバルな規模で気候変動や紛争、景気後退など多くのリスク要因にさらされていますが、果たして今年もROBOPROはAIを活用した予測でこうしたリスクを乗り切っていけるのか、注目していきたいところです。